瀬棚港
今回は画像がありません。釣れてないんだろうって?その通りです。ってゆーか、鮭を狙って元気に行ったまではいいのですが、アルケミスト661にABU4600C5MAGをセットしてソーダの切り身を付けたまま車に立てかけて休んでいたら「ゴト!」。振り向くとタックルがない、人の気配がないから犯人はキツネかニャンコだろう、懐中電灯であたりを探すと30m先に無惨な姿が。アルケミストは3分割され、ABUの方は傷だらけ。ロッドはともかくリールは使えるだろうと別のロッドにセットしてキャストするとブレーキが全く効かない。変だ、こいつはマグネットブレーキだからそう簡単にイカレるはずがない。と言っててもしょうがないから鮭用のスタンダードなスピニングタックルを用意してひとまず寝ることに。
悪いときは徹底的に悪い。チョイスしたルアーは大正解、黒のスプーンで数え切れないほどアタックがあるが全くフッキングしないのだ。いや5回程目の前まで寄せたのだが全部バレた(;.;)・・・。4時から始めて9時過ぎまで粘ったが結局釣れずに終わってしまった。
もちろん帰りは森〜長万部といつものルートでアブラコを狙ったのだが、釣れたのは30cm弱のアブが1匹のみ。
帰ってからさっそく4600をバラしてみると・・・なんとマグネットユニットがプレートごとはずれている、これじゃ効くわけがない。しかしここからがABUのすごいところ、外装は傷こそついたもののへこみはない。ブレーキユニットを洗浄してから元に戻し、ついでだからギアもドラグも完全にバラして洗浄・グリスアップして組み直すと見た目はいつものABUである。おそらく問題なく使えると思う・・・たぶん。それにしてもABUの中身をバラバラにする程暴れたのって、壊されたのもくやしかったが、その現場を見れなかった方が悔しいかもしれない。